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ブルガリ「オクト ローマ セントラル トゥールビヨン パピヨン」

独創的な仕組みで時間を表示する、ブルガリ「オクト ローマ セントラル トゥールビヨン パピヨン」が発表された。蝶の飛翔にインスパイアされたメタファーを思わせる機構は、ブルガリ統合後のダニエルロートに搭載された機構で、針を支える円盤の上に2本の独立したひし形の針が配置されている。ブルガリ 時計 レディースこの針は動きながら格納される仕組みで、他に類を見ないものだ。



それぞれの針は回転しながら、180 度の半円状のミニッツトラックを交互に指し示す。12時の位置にあるジャンピングアワーの窓が時間を表示する一方、2本の分針が順番に分を表示。1本目の針がミニッツトラックに沿って動き、分の進行を知らせる間に2本目の針は円盤の上で向きを変え、格納された状態でミニッツトラックの反対側を半周する。


新しい「オクト ローマ セントラル トゥールビヨン パピヨン」は、この高精度なメカニズムを時計の心臓部に組み込んでおり、12時の位置にある窓にはセラミックボールベアリングのディスクを用いた24 時間 のジャンピングアワーで時間が表示される。「蝶」をイメージさせる2本の針の一方が60分を指すとディスクがジャンプして切り替わり、次の時間が窓に表示される仕組みである。


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新たなクロノメーター かつてない技術的な偉業

フェルディナント・ベルトゥーは、« フランス国王と海軍の時計・機械職人 »の称号を得ました。その250周年を記念し、クロノメトリー・フェルディナント・ベルトゥーは、マリンクロックN°6 から着想を得た新しいコレクション「クロノメーター FB 2RE」を発表します。
新作タイムピースは、このマリンクロックの構造とデザインを再解釈したものです。ミドルケースの側面に大きな窓を備える18Kゴールド製ラウンドケースには、2段構造で構成されたグラン・フー・エナメル文字盤が納められています。
この伝統的で洗練された文字盤の下には、象徴的なフュゼ・チェーン伝達機構と1秒ルモントワール・デガリテ機構を組み合わせた、比類ないメカニズムの新しい「クロノメーター FB 2RE」が搭載されています。フェルディナント・ベルトゥーの作品を踏襲した、機械精度における新しい領域への道筋を示すモデルです。



18世紀初頭は、海洋征服が特徴的な時代でした。イギリスとフランスは海上航海中に経度の計算をする高精度な計器を開発するために、総力戦を展開していました。名だたる時計師たちが、気温の変化と同様に、船の縦揺れやうねりにも耐えて機能し、信頼できる高精度な計測器を開発するため、新たな技術を試みていました。

1768-1769年にかけてのマリンクロックN°6 とN°8の洋上の試用が大きな成功を収め、1770年にフェルディナント・ベルトゥーはルイ15世より« 国王と海軍の時計・機械職人 »の称号を与えられ、18世紀末に地図作成や水路図のための多く行われた調査に使われることとなる20のマリンクロックの注文を王宮から受けました。


歴史に大きく刻まれたこの重要な科学的進歩の250周年を記念するため、クロノメトリー・フェルディナント・ベルトゥーは、新たに象徴的なコレクションとなるクロノメーター FB 2REを発表します。このモデルは、傑出したマリンクロックN°6 により広く知れ渡ったフェルディナント・ベルトゥーの天性を讃えたものです。このマリンクロックの構造とデザインから着想を得て、新たなムーブメントが導入されました。それは、卓越性と計時精度を象徴したルモントワール・デガリテ機構搭載のキャリバーFB-RE.FCです。

クロノメトリー・フェルディナント・ベルトゥーは、フェルディナント・ベルトゥーの偉業が深く刻み込まれた現代版タイムピースを作り出しました。この精緻な作りを誇る腕時計は、その時代に先駆者であった熟練時計師にオマージュを捧げながらも、 最新のテクノロジーを取り入れています。

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