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世界限定15本のクロノスイス「オープンギア・トゥールビヨン」

2000年、クロノスイスは世界初のレギュレーター式ダイヤルにトゥールビヨン脱進機を搭載した「レギュレーター・トゥールビヨン」を発表。そして同モデルの誕生20周年を記念して2020年『オープンギア・トゥールビヨン』が誕生した。「オープンギア・トゥールビヨン」のベースとなったのは「フライング・レギュレーター オープンギア」。12時位置の時間を表示するサークルが、ベース部分より一段高く設置され、まるで浮かんでいるようにレイアウトされたデザインが特長のモデルだ。『オープンギア・トゥールビヨン』は、この斬新なフライング・レギュレーターのパワーソースにトゥールビヨン脱進機を採用し、独創性を存在感にあふれたエレクトリックブルーの外観が与えられた。

エレクトリックブルーのフライング・トゥールビヨン


クロノスイスのお家芸ともいえる独立表示のレギュレーター式ダイヤルと、複雑機構の代名詞であるフライング・トゥールビヨンを組み合わせ、神秘的なブルーで彩られた『オープンギア・トゥールビヨン』は、まさにクロノスイスが目指すモダン・メカニカルを象徴するタイムピースといえるだろう。
クロノスイス「オープンギア・トゥールビヨン」
手巻き(Cal.C.303)。23石。28,800振動/時。パワーリザーブ約60時間。SSケース(直径44 mm、厚さ13.1 mm)。100m防水。580万円(税別)



搭載されるムーブメントは新設計の手巻きキャリバーC.303。ブルーCVDでコーティングされ、メインプレートはコート・ド・ジュネーブ模様が、またブリッジやスプリングバレルはスケルトン仕上げが施され、シースルーケースバックを通して、そのスタイリッシュに仕上げられたムーブメントの動きを見ることができる。
 ケースサイズ44mmのSS製ケースはブルーCVDコーティングで包まれ、ハンドメイドによるギョーシェ装飾ダイヤル、トライアングルハンド、円柱状のスーパールミノバインデックス、そしてレザーストラップに至るまで10色の異なるブルーで仕上げられている。


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